今回はふと思い立ってヤンゴンまで行くことにしました (この「ふと思い立って」海外に行くパターン最近多いんですが…笑)
というのが、2018年11月ミャンマー政府が日本人に対してビザ要件を緩和したんですね。それまでは、事前にもしくはオンアライバルでビザの申請をしないといけなかったのですが、今や日本のパスポートを持っていると、何もせずともそのままビザなしで入国出来ます。
改めて訪れてみて…日本人なら今こそ訪れないといけない!そんな国なのではと思いましたよ~!今回はそんな「日本人ビジネスパーソンのためのミャンマー」ご案内します
世界一のパスポートを使い倒そう!
2018年夏に発表され、同年10月から開始されたミャンマー入国のビザ緩和ですが、大きく報道されていましたがご記憶でしょうか?
ミャンマー…というより、そのことにより日本のパスポートでそのままビザなし入国できる国の数で世界最多になったということで、「日本のパスポートが世界一」というタイトルで世界中で報道されました。日本でも話題でしたし、外国人の知人の間でもよく言われるトピックでした。
このニュースについて、たまたまクアラルンプールに居る時に思い出し、その場で航空券を購入してミャンマー週末滞在の旅に行ってきた…というわけです。
数年ぶりのヤンゴンを訪れてみて、この数年間でも大きく変わっているこの国について新鮮な驚きがありました。そもそも私が初めてこの国を訪れた時、クレジットカードが使えなかったり、通貨を両替するのもどこでもひと苦労していました。それが今では気軽に訪れることができる、どんどん旅行しやすい国になってきているのです。
そして、我々日本人ビジネスパーソンにとって2019年の今だからこそ是非訪れたい国であると気付いたのです。
短期間ででもどこかちょっと海外に行ってみたいと考えている日本人ビジネスパーソンのアナタに是非お薦めします!
今だからこそミャンマーに行くべき10の理由
早速(いつもみたいに勿体ぶらずに…笑)10個並べてみますと…
- ビザの緩和で出入国がスムーズ
- 直行便が就航しており日本から行きやすい
- 旅行者用のインフラが整備されつつある
- アジア圏で一番社会の仕組み大きく変化した国
- 日系企業が注目している市場である
- 人々の生活の変化が垣間見られる
- ロヒンジャ問題等で世界的にも話題
- 独特の文化を体験することが出来る
- 親日の国である
- ・・・・
ササっと思い浮かべてみたとことでも、これくらいは思いつきます。
ひとつひとつみていきましょう。
- ビザの緩和で出入国がスムーズ
- 直行便が就航しており日本から行きやすい
- 旅行者用のインフラが整備されつつある
かつてミャンマーは決して日本から行きやすいという国ではありませんでした。
事前にビザの申請が必要だったり、バンコクなどを経由してしか行けませんでした。
その後ビザは到着後の申請でもよくなり、ANAが直行便を飛ばし始めたこの数年、随分環境は変わりましたが、それでも東南アジアの他の国と比較して決して旅行しやすい国とはいえませんでした。到着しても空港から街中に行くには、悪名高いタクシーとの闘いがありますし、駅やホテルでさえなかなか英語が通じにくく、様々なサービスが旅行者用のぼったくり価格でした。
今や旅行者にとっての状況はどんどん改善されています。ビザは不要となりましたし、昨年11月ごろ…空港と街を結ぶエアポートバスが運行し始めました。ちょうどビザ要件の緩和と同じタイミングですね。これで我々旅行者は、空港からの移動のために悪名高きぼったくりタクシーと戦うことなく、空港に着いたらバスに乗り込みさえすればよくなりました(笑)ホテルのサービスもどんどん国際水準に近づいてきています。英語が通じる場所も増えてきました。
どんどん気軽に快適にミャンマーを旅できる状況になってきています。
- アジア圏で一番社会の仕組み大きく変化した国
- 日系企業が注目している市場
- 人々の生活の変化が垣間見られる
- ロヒンジャ問題等世界的にも注目
この20年ほどでここまで社会の仕組みが変化した国はアジア圏では他に無いではないでしょうか。
2010年代に入り急激に民主化したこの国、それまでの2000年代までは軍事政権の管理下にあり、アウンサンスー・チー氏が自宅で軟禁されていた時期も長く続いていました。
当時の社会は軍事政権の思い付きともいえる政策に市民が翻弄されるということもありました。バイクの市内の乗り入れが急に禁じられて、市民が皆バイクを売ったとか…かなりいろいろありました(笑)。
旅行者にとっても、アメリカの経済制裁に反発してある日急に米国ブランドのクレジットカード(VISAやAmex)が使えなくなったこともあったり、国の公表レートで銀行で両替すると実際の物価より10倍高くなるので、市場や街中の闇両替に頼らざるを得ないとか(そちらのレートのほうが実情を反映してるので)本当に旅行しづらい困った国でした(笑)
今やクレジットカードで普通に銀行ATMで現地通貨チャットを引き出せます。(レートはイマイチですがまぁ当時と比べると…笑)
そしてこの国には過去10年間ほど日本企業が熱い視線を注ぎ、競うように進出してきました。特に2010年以降の民主化の際、こぞって進出してきました。ANAが2012年に直行便を就航させたのは、民主化による規制緩和だけでなく、日本からの需要が高まった時期だったということですね。民主化直後にみられた進出ラッシュは落ち着いた感がありますが、アナタの業界でも意外とミャンマーは新しい市場なのかもしれませんよ。
そして、そこまで社会の仕組みが変化しているわけですから現地の人たちの生活が影響を受けないはずはありません。過去20年間で何度かこの国を訪れてみていて、その変化に気づく点がいくつかあります。
ヤンゴンの大型のデパートではバンコクのショッピングモールと変わらないブランドの店舗が立ち並び、東南アジアらしい野外カフェだけではなくオシャレカフェっぽいお店もできてます。ペットブームもきているようで、様々な犬種何匹も連れて散歩している人も見かけるようになりました。あと…なぜか「ピザ屋」が増えました(笑)ブームなんでしょうか…。
経済成長期待の一方で、最近世界的な報道では、この国の闇の部分がクローズアップされています。少数民族「ロヒンジャ」についてですね。これは日本でも報道されることが多く、ミャンマーといえば・・・という印象もあるかと思います。
ヤンゴンに旅行で訪れたところで、そう簡単にロヒンジャ民族の方に会えるわけではありませんが、とにかく大きく報道されている国についてイメージ先行でいるよりは、自分で本当はどんな国の様子なのか目にしてみるというのはどうでしょうか?
- 独特の文化を体験することが出来る
- 親日の国である
ということで、少しカタめなところをお伝えしましたが…実際ミャンマーの旅は楽しいです。実のところ、だからお薦めしたいのです。
私は出張でいろいろな場所を訪れますが、本当に「仕事だけして帰ってくる」ではその出張の価値は低いと思っています。むしろ、仕事以外の時間の過ごし方のほうが価値があると思います。現地でしかみられないものを見て聞いて食べて触れる。現地の人と接触し、考え方や生活の仕方を吸収できれば、仕事に活かせるかもしれませんし、それこそが価値ですよね。忙しい出張の旅であっても可能な限りそれ以外にその国と街を知る努力をします。
現地での会食や宿泊先での過ごし方、お土産の買い物も実は大事な時間なのです。
ましてや仕事ではなくて旅行で行かれるなら、是非楽しい体験をしていただきたいと思います。その意味では、ミャンマーは文化がユニークな国です。他のどの国とも違う楽しい体験ができるのでは無いでしょうか。
仏教国として、そして地域的にも隣のタイに近いのかもしれませんが、それでも言語や文化は大きく違う国なのです。そこでしか見られない景色を求めて是非行ってみてください。
そしてよく親日と言われる国でもあります。私自身も接した人の中にはそういう印象も確かにあり、居心地が悪いということはまず無いと思います。
未知の国で躊躇するようなところもあるかもしれませんが、旅行先に選ぶのにそこまで足踏みする必要はありません。周囲にあまり行ったことのある人が少ないでしょうから、そんな人こそ是非行ってみたいそんな国です。
ということで「今だからこそミャンマーに行くべき10の理由」をお伝えしてきました。そしてその10個めは是非アナタ自身が訪れて、やっぱり今行くべき経ったと気付いたことを是非シェアしていただきたいと思っています!(ダメですか?こんなオチ…苦笑)
当ブログはいわゆる旅ブログではありませんので割愛させて頂きます(笑)冗談ですが…次回の記事で是非お伝えさせて頂きたいと思います。
ストリート、ホテル、観光名所(寺院)、公園、地元料理のレストラン、屋台街などなど…楽しいスポットが盛りだくさんです。
今後ますます変化に注目すべきミャンマーというこの国 一緒に楽しんでいきましょう!
【YouTubeチャンネル:パスポートの使いこなし方】