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何かご質問は?・・・しーん…

プレゼンや講演のあとには普通「質問タイム」ですよね。

この「Q&Aセッション」を英語でやるとしたらどうですか?

プレッシャーでしょうか?

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(写真:アップル ウェブサイトより)

?

昨日英語でのプレゼンについて話したところ、反響を

頂きました。

確かに、プレゼン自体はひとりで黙々と練習できます。

スライドを作りこんで、ひたすら話す内容を暗記して、

壁に向かって繰り返し練習すればいいのです。

プレゼンの形にはなるでしょう。

ところがその後の「質疑応答」についてはどうですか?

http://bermuda.a139.jp

以前とある日本の政府系機関の講演会に招待いただいた

ことがありましたが、とのとき耳を疑うことを言われました。

講演の後に「ご質問はありますか?」と講演者に聞かれても

質問しないでほしいとクギを指されたのです。

自分から「質問は?」と聞くポーズを示しておいて、何も

質問が出ないことを期待している・・・。日本人くらいでしょう。

おそらく海外では考えられないです。

外国からの講演者は皆日本ではやりにくいと言っています。

それは何も質問が出なくて会場が静まり返るからです。

他の国での講演では質問が出ないことなどまずないからです。

聴衆側も小さい頃から相手には質問をするように教育されて

います。「質問が何も無いとしたら、全て完璧に理解しているか

全く何も理解していないかのどちらだ」と言われます。

講演者も質問されることを期待し、喜んで質問に回答します。

実際にプレゼンや講演が一番盛り上がるのは、本編が終わり

質疑応答タイムに入ってからです。

なぜか日本人は質問したがらないし、質問されたくないと思い

人前で話しているケースが多いということです。

その理由はなんとなくわからないでもないですが・・・

このメンタルバリアを破らないと海外で信頼される

ビジネスパーソンにはなれないでしょう。