日本企業の組織改革の遅れが、欧米企業
に大きく遅れる原因となっている。
という記事を昨日あげました。
日本の技術・製品・サービスはすばらしい
ただし企業の体制・プロセス・仕組みは
先端の米国企業に比べて30年遅れている
本当に30年といわれているのです。
完全に周回遅れです。
(写真:ESPN F1より)
これは、商品開発・技術・営業などのいわゆる
コアのビジネスではなく、むしろバックオフィス
の組織体制などの話でした。
ホワイトカラーの生産性の話が長年言われて
未だにその解決方法が見出せない。
働き方改革がその手段となるかどうか・・・。
実は先日米国人のビジネスパーソンと話して
いて面白いことを聞きました。
彼女は最近米国の大手企業から別の米国
大手企業に転職した人事部門の専門家です。
彼女いわく
「転職理由は、今回の会社が前の会社と比べ
10年は遅れていると思ったから」
つまり自分が入ることで追いつける手助けが
いや一気に改革を断行しむしろ追い抜く勢いで
考えているようです。
米国企業間ですら10年の開きがあるのです。
日本の30年というのもあながち大げさな話
ではないのかもしれません。