旅程の後半戦Day2のスタートです!
とある週末、土曜日だけでロンドン~パリ~ブリュッセル~スロベニアと巡り、長距離バスで5か国目のクロアチア・ザグレブに向かっていました。
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
陸路での国境超え
今までも電車、クルマ、バス、徒歩等で国境を越えたことはありますが、今回はバスということになりました。
スロベニアからクロアチアに抜ける国境抜けにおいては、スロベニア出国の時点で一度バスを降りてパスポートを提示し出国審査を抜けます。そして一旦バスに戻り、今度はクロアチアの入国審査のために再度バスを降りることになります。クロアチアは非シュンゲン協定のEU加盟国であるので、パスポートを提示して出入国審査を受けないといけないのです。
クロアチアに入り、更にしばらく走ると街の風景が変わっています。クロアチアは少しポップでシャレたところのある街の風景があるのですが、そのクロアチアらしい景色が広がってきます。久々のクロアチア!期待が高まってきました。
首都ザグレブの中央バスターミナルに到着です。少々雑然としながらもターミナルの建物には道路に面したオープンカフェがあったりとどこかクロアチアらしい雰囲気があり更にテンションが上がってきます。中心部に向かうためトラム(路面電車)の駅に向かいます。
トラブル1:トラム(路面電車)が来ない(汗)
今回は約半日と限られた時間のクロアチア滞在です(笑)しかもバスの遅延で2時間遅れでの到着・・・今回は、ザグレブの街の中心部、旧市街地あたりでランチをとって過ごすことにしました。
ザグレブの街の中心部の主要交通手段はトラム(路面電車)です。路線図も分かり易く(?)中心部に向かう電車を待ちます…が!なかなかその電車が来ない!本日は日曜日ですので本数が少ないのか、今日は目当ての路線が走っていないのか・・・。周囲で待つ他のヨーロッパやアジアの旅行者たちの間にも焦りが見えます。
待つこと30分・・・諦めました(笑)半日しか時間が無いなか、ここで30分時間をつぶしてしまいました(汗)まあ今日は仕事ということもなく、トラム乗り場でぼぉ~っとザグレブの景色を眺める時間もなかなか悪くなかったです。
タクシー乗り場に向かいますが、ここはUBERです。すぐに車がつかまり、ドライバーに「大聖堂まで」と伝えて向かってもらいました。ほとんど英語が出来ないドライバーでしたが、頑張っていろいろ話しかけてくれました。特にやっぱりきましたサッカーの話題!今回のクロアチア代表チームは準優勝という大金星でしたから国民はまだまだ熱が冷めやらぬといったふうに見えました。しっかり日本チームの健闘も讃えてくれて、ちゃんとみてるんだな~と(笑)
トラブルは更に続く・・・
旧市街に到着した後は、この雰囲気のある街並みを散歩したり、カフェでランチを取ったり、お土産を物色したりしてゆったりと過ごしました。数時間なんて本当にアッと言う間ですが、慌ただしい旅程のなかでゆったり出来るホッとした瞬間でした。
さてぼちぼち空港に向かうためタクシーでも拾おうかと、中央広場である「イェラチッチ広場」を通ったところ「6番トラム」が来ているではありませんか!こちらがバスターミナルから中心部に向かうために待っていて「結局来なかった」トラムです。反対行きのこのトラムに乘ればバスターミナルに戻れるはず!急ぎ飛び乗りました。出発したトラムは順調にバスターミナルの方向に向かっているはずが・・・。
あれ!?バスターミナルの手前あたりから方向を変えて更にぐんぐん進みます。途中まで近づいていたのに、急に遠のくこのトラム!週末でコースが普段と違ったとでもいうのでしょうか、とにかくこのまま乗っていてはヤバイ!急いで降りようとトラム駅でドアを開けようとしますが・・・あれ!?ザグレブのトラムは自分でボタンを押してドアを開ける仕組みになっているのですが、何故か開かないドア!一番後方に乗っていたため大声で運転手にアピールしても届かず、結局次の駅で降りる羽目に・・・。
諦めて再度UBERを呼び出し、バスターミナルに戻り、なんとか空港行きのバスに乗れました・・・。
空港に無事到着し、チェックイン等を済ませ、空港ラウンジのマッサージチェアでくつろいでいるとラウンジスタッフから告げられました「お客様が搭乗予定のワルシャワに向かう便は2時間ほど遅れる見込みです」なんとぉぉぉぉ~!?
結局今回の旅、予約していた全ての交通機関が遅延するという結果になりました。
結局ワルシャワに到着したのはもう日暮れでした・・・。
ちなみに、バッグの中に入れていたスロベニアのホテルでもらった「お土産チョコレート」が袋の隙間から溶け出してバッグ内に大惨事を引き起こしたトラブルについては今回は詳しく触れません(笑)
今日のポイント
- 自分なりの現地での過ごし方を考えておく
- UBERなど緊急の交通手段を確保しておく
- しつこいようですが遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むことは必至
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