自粛期間に関西在住の友人に連絡を取っていて2011年の東日本大震災の時、大阪の街で一緒に食事した時のことが話題になりました。
当時は関東から数名、関西在住の友人数名の計5-6名で食事をしようとなり、夜テキトーなお店を探していた時のことです。
関西在住の友人がお薦めの店というレストランを予約なしで訪れたところ、店の入口で貸切の予約が入っていることを理由に入店を断られました。
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それを聞いた途端関西在住の友人達はむしろ嬉しそうに「ああそうなん~それはしゃあないね」と笑顔になってました。
予約せずに訪れてますので入店できないことはありそうなものですが、それにしても断られて上機嫌とは?
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そうなのです「マートンさん」のひとことに自然な反応だったようです。
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一方、関東から私と一緒に来ていた友人が一言「マートンさんて誰?」
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その一言で、関西組の笑顔が一気に消えました(笑)「お前マートンさんって言うたら・・・マートンさんや!」
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まぁこんなエピソードはともかくとして・・・マット・マートン氏は、今は引退されていますが、米国人の元プロ野球選手で、メジャーリーグのレッドソックスやカブスなどを経て2010年から阪神タイガースで5年間プレーした選手です。
Wikipediaによると、阪神タイガースの歴代外国人選手の中でも、またリーグ全体でも様々な記録を打ち立てた名選手とのこと。
?(Wikipediaより)
つまり当時現役で活躍されていた時のマートン氏は阪神タイガースファンをはじめ、関西や野球ファンから愛された存在だったようです。私も当時彼の活躍や存在感は知っていたものの、そこまで日本で愛されている存在だっとは知りませんでした。当時大阪では「マートンさん」と言えば誰でもわかる、そんな存在だったのでしょう。
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今も愛されるマートンさんの秘密
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今回久々にその時の大坂での一件を思い出し「マートンさん」についても思い出したことで気づきました。
彼は現在選手を引退し、米国に帰国し、2018年より古巣カブスの一員として裏でチームのオペレーションを支える存在として今も活躍中とのことでした。
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そして、彼の「副業」ともいえるその活動に驚きました。
彼は日本で今も愛されている、そして愛されている以上に「日本を、関西を、日本のプロ野球を愛しているのです」
その愛情を具体的な活動・アクションで示している、そんな一面が見られました。
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彼の活動や行動は、異文化の外国で好かれる要素を沢山持っています。
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私も仕事等で海外の街を訪れる際、様々に学び、意識している点が沢山ありますが、彼はそれらを高度に実践し結果を出している人でした。
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国際的に活動する多くの日本人ビジネスパーソンにとって参考になる点が多そうです。
次回は是非この元阪神タイガース・マートン選手を掘下げてみたいと思います。
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タイガース・ファンでなくてもプロ野球ファンでなくても是非ご期待ください。