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1週間でスペイン7都市を巡る「ピンチョス旅」その9:ビジネスパーソンなら必ず訪れたい バルセロナ!

世界遺産の数で世界トップクラスのスペイン!
2018年のクリスマスシーズンに、1週間でスペイン7都市を巡る旅をしてきました。飛行機に乗れば乗るほどお得になり、新幹線並みの値段でスペイン往復+国内便10本という、毎日マドリード空港と地方都市の往復というちょっと普通じゃないこの旅程

スペイン料理のピンチョスをつまみ食いするような美味しい旅のレポートです。

http://bermuda.a139.jp

さあこの1週間でスペイン全土を巡る旅、いよいよ佳境に入って来ました。
南部~北部と巡り、そしてまた南部のコスタデルソルをドライブする旅からの~最後の訪問都市バルセロナに到着です。
この日バルセロナ入りした時は既に暗くなっている時間帯でした。

今回のスペイン旅のレポートはすっかり「旅ブログ」化しちゃっていますが…(笑)
スペインの地方はそれぞれ観光地として訪れるのに魅力があり過ぎましたね(笑)

バルセロナも観光地としてももちろん魅力的な街なのですが、外資系2.0的にも魅力溢れる街であり、ビジネスパーソンにとって今特に注目しておくべき場所でもあるのです。このところ年に数回と仕事で訪れる回数も増えてきました。今回は本当に久々に観光として仕事抜きで訪れたのですが、改めましてこの街のすばらしさに気づきました。

ビジネス拠点としても人々を引き付けている街として改めてご紹介させて頂きます。

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第6都市め:今ヨーロッパで最も注目される街 バルセロナ

ご存知でしたでしょうか、この数年バルセロナという街は世界中から人々を引き付けており、人の流入は年々増加しています。

そして観光客だけではなく実際に移住者が増えているのです。つまりヨーロッパの他の主要都市、例えばロンドンやパリから人々が移動しスペイン特にバルセロナに住み着いているというのです。

実際に私の知人の会社では、ヨーロッパで一番の主要のオフィスを構えていたそうなのですが数百名いたパリのオフィスは現在半分ほどスペースが余っている状態だそうです。多くの人がバルセロナのオフィスに異動したからなんですね~。

そんな国をまたいで移住している人の多くは、会社命令などではなく、自ら選択してスペイン・バルセロナを選択しているというのです。

今やバルセロナはヨーロッパの中でも最も多くの定住者を生んでいるのだそうです。

(あえてそれ以外だとやっぱり首都マドリードと、お隣ポルトガルリスボンという声を聞きます)

ではなぜバルセロナなのでしょうか?

ヨーロッパの人々を呼び寄せているバルセロナの魅力

バルセロナといえば…スペインらしく温暖な気候。そう思い浮かべる人も多いのではと思いますが、正にそのとおりです。

温暖な気候

バルセロナが選ばれる理由としてまず挙げられるのがこの気候なのです。この要素は本当に侮れません。実際バルセロナに限らず、世界の多くの人気都市はこれを理由に選ばれることが多いからです。

パリやロンドンの冬は寒く厳しいので、これらの街からより過ごしやすい気候の街を目指して移動していく。そんな人の流れが今のヨーロッパではあるのです。

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国際都市

そして気候がいいというだけでは人間引っ越ししようとは思い難い気がするのですが、ここまで世界中から人々を引き付けている理由はそれ以外にあります。

例えばバルセロナの中心部ではこの10年ほどで急激に英語が通じるようになってきています。私が初めてこの街を訪れた90年代はほとんどカタルニア語しか通じませんでした(笑)今やタクシーでも飲食店でもかなりローカルな場所でも意外と英語が通じたりするようになってきています。

この背景には何があるのでしょうか?

まずは観光地として人気が高まっているからというのが挙げられます。世界有数のビーチや美術館、最近ではサグラダファミリアの完成時期が遂に決まった等旅の目的地となる理由としては事欠きませんね。

世界のスポーツ選手が集まる。これもひとつの理由では無いでしょうか。

FCバルセロナをはじめサッカー界でスターを夢見る多くの選手たちが世界中からバルセロナを目指します。最近ではキャプテン翼のツバサくんもバルセロナに入団していますし、世界中の若者が集まってきているのは間違いなさそうです。

また、私の仕事関係でいうとF1のプレシーズンのクルマのテストはバルセロナカタロニア・サーキットで行われます(当然夏のスペイングランプリもです)モータースポーツ関係者がバルセロナに集合します。

スポーツが盛り上がるということは選手や関係者だけでなくファンも世界中から集まってきますので、自然と街が国際化してくるのでしょうね。

そうして街が活気づいてくると派生するビジネスも盛り上がり、街ではどんどん英語が通じるようになってくる。今やバルセロナはスペインという国のいち地方都市ではありません。ヨーロッパを代表する国際都市なのです。

観光客も移住者も海外から人が集まってくることで、街が国際化する、それが更に海外の人達にとってますます来易くなる、そんな循環が生まれているのです。

豊かな文化

そして最後に人々が集まる理由はやはりその唯一無二の文化では無いでしょうか。バルセロナという街はどことも似ておらず、一度来ると多くの人がハマっているのです

ダリやピカソが残した作品の雰囲気が街中のいたるところでみられ、音楽や建築等のアートで溢れています。

そしてグルメバルセロナの料理は地元のカタルーニャ料理の枠をとっくにはみ出ています。国際化の流れが地元文化と融合し、更にユニークなものとしているのです。スペインの他の都市で生まれた名物料理パエリヤも、バルセロナでは独自の進化を遂げ、イカ墨を使った黒いご飯のパエリヤ「アロス・ネグロ」を生み出したりしたのは有名な話です。

また新しスイーツのお店が沢山できているのもこの街を繰り返し訪れたくなる理由のひとつです。

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ビジネスパーソンにとってのバルセロナ観光モデルコース

さてこのように、すっかり国際都市となり、人口流入がみられるバルセロナですが、例えば半日あったらどこを訪れるべきなのでしょうか?

ここではビジネスパーソンが出張で訪れた際、半日ほどで歩いて街をみていく散歩コースのご案内です。

ビジネスパーソンにとってこの街はどんな顔を見せるのでしょうか?

サンパウ病院

まずはホテルからタクシー(UBER)でまずここに向かいましょう。ここは病院とはいいながら正面の建物は世界遺産に登録されている雰囲気のある建物となっている人気観光スポットです。ここから街歩きをはじめましょう。

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サグラダファミリア

言わずと知れたバルセロナいちの観光スポットですよね。私は先ほどのサンパウ病院からまっすぐ歩く道の奥に次第に見えてくるサグラダファミリアの姿が好きです。

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チュロス&チョコレート

最近日本人観光客の姿も見られるようになりました。老舗のチュロス屋さん。

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カサミラ

もうひとつガウディの作品です。本当に迫力がありますのでサグラダファミリアからのハシゴをお薦めします。

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プラザカタルーニャ&ラスランブラス通り

バルセロナの中心部に入って来ましたね。時々スリが居るので気を付けながら活気あふれる街歩きを楽しみましょう。

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サンジュセップ市場

必ず訪れる楽しい市場です。この10年ほどでしょうか…観光客向けにか、食べ歩きサイズの生ハムやボカディージョ(サンドイッチ)を売る店や、座って飲食できるバルもありますので、市場見学や買い物だけでなく、ちょっとした食事も楽しめます。

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旧市街地

老舗のレストランが沢山あります。個人的にはピカソ美術館とその周辺が好きです。

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プロムナード

旧市街地の迷路のような街並みを抜けると海が広がっています。港町バルセロナを感じることが出来ます。このピカソを見ると何故かなごみます(笑)

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ビジネスパーソンならその変化を常にチェックしておくべき街

さてご紹介してきましたが、バルセロナの見どころはまだまだたくさんあります。ご紹介したいお店やスポットももっとありますが、今回は出張ついでの半日旅ということでこのあたりとさせて頂きます。

そしてビジネスパーソンであればDiagonal通りやグロリアス地区等新しく、ビジネスの中心部もチェックしたいですね。

今後ヨーロッパのビジネスの街としてますます発展していくと思われるバルセロナは定点観測の対象です。

まだ行ったことない人、ここしばらく行かれていないという人は、今年是非訪問してみてください。バルセロナ注目です!

【海外に行くビジネスパーソン必須スキル】

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