ある週末の土曜日ロンドン~パリ~ブリュッセルと一日で巡り、欧州のWizz Airでブリュッセル・シャルルロア空港を飛び立って向かった先は・・・スロベニアの首都リュブリャナでした!
- 欧州出張中の週末、ロンドンからパリに移動する間に、週末の土日だけで欧州6カ国を巡った旅の記録
- 外資系エグゼクティブ達は、見聞を広め・現実から離れ自身と向き合う時間を求め・マネジメント能力を養うため率先して「週末旅」に出ている
- これにならい、過密スケジュールながら「週末旅」をひとつのプロジェクトとみなし実行
- 年間30ヵ国は旅するビジネストラベラーの【外資系2.0 旅行術」の旅行記お楽しみください
欧州のローカルLCCの乗り心地
ヨーロッパを旅するのが好きな人にはお馴染みですが、欧州はLCCの宝庫です。もともとLCCというコンセプト自体がここ欧州から始まりましたので、正に本場と言えます。
実は私はLCCならぬSFCの世界3大アライアンスの上級会員ですので、普段LCCは使いません。いやまず乗らないです。マイルもポイントも何もつかないですからね~(笑)
しかし自分で決めた旅のルールのひとつに「過去未搭乗のLCCを一度は使う」というのがあり、今回ハンガリーのWizz Airを選びました。紫の派手なカラーの機体に一度乗ってみたかったというのもありますが、最近のLCCのサービスについて確認してみたかったというが本音です。最近は通常の航空会社(SFC)のLCC化が顕著で、座席の指定や荷物預入がチケット料金の一部ではなく別料金になっている、つまりLCCぽくなってきているトレンドがあるのです。
反対に欧州LCCのサービスは概して向上しているという話もありました。機内のシートなど2時間少々のフライトで全く問題はありませんでしたが・・・遅延しました。2時間も…。
リュブリャナに到着
したらもうすでに夕暮れでした・・・(涙)空港から街中に到着する頃にはすっかり暗くなっていました。
せっかく夕方の川沿いテラス席でビールでもいただこうと思っていたのに。。。
スロベニアの首都リュブリャナは私にとって2度目の訪問になります。首都ながらこじんまりしていて、キレイで中心部は中世の雰囲気がある・・・そんな街なです。
今回はプレミア会員としてよく利用させていただいている「Best Western」グループのベストウエスタン・プレミア・ホテルでした。部屋も一段階だけですがアップグレードしてくれており、快適な滞在が出来ました。
(ベッドになぜか像のぬいぐるみが…)
この日は真夏ながら、夜は涼しく快適で、予定通り川沿いのテラスでビールを1杯頂きました。
リュブリャナ朝散歩
翌日は早起きし、早朝のリュブリャナの街を散歩しました。お目当ては朝市です。ホテルから歩いてすぐのところに朝市があり、そこには野菜やフルーツ等の生鮮食品から、靴や洋服等の日用品、木のおもちゃ等の造形品等いろいろなものが売られていて楽しいのです。
私のお目当ては朝摘みたてのブルーベリーです。
自然栽培マキヤさんのブルーベリーも最高ですが、ヨーロッパのブルーベリーもなかなかです。
ヨーロッパ大陸横断のバスに乗る
今日は朝からバスで次の国に移動です。
ヨーロッパで陸路移動と言えば鉄道ですが、今回はあえて長距離バスを選びました。最近のヨーロッパのバスは予約も簡単で便利です。
本当は鉄道も捨てがたかったこともあり、いや、バス乗り場がたまたま鉄道駅前だったので、ふらっと駅に来ました。駅のカフェに腰掛けコーヒーでくつろぎながら、行きかう電車をみているのがなかなか最高の時間です。
こんな優雅な時間を過ごしていて、まさかこの後に思わず焦ってしまうトラブルが発生しようとは・・・!
ヨーロッパ長距離バスでのトラブル!
バスの到着時間が近づき、駅前のバス乗り場に向かいます。そこで隣で英語で話しているグループの会話が耳に入ってきました…「バス遅れるみたいよ」と。彼らの会話に割って入り「え?もしかしてザグレブ行きのバス?遅れるの?」と聞いたところ「2時間近く遅れるらしい…」と。
彼らに教えてもらい、バス会社のアプリをスマホにダウンロードしてみたところ、画面の地図上に現在のバスの場所が表示されていました(便利)これで実際にバスがどこに居るのか確認しながら1時間半バスを待つことにしました。
もちろん待っている時間は特に苦ではなく、駅の近くの公園を散歩したり、また駅の構内のカフェにもどり行き交う電車を眺めながらもう一杯お茶を飲んだりしました。
待ち時間は問題ありませんが、次の目的地への到着時間の遅れが少し気になりながらも時間を過ごしているとほどなくしてバスの到着時間になりました。
そこでもうひとつ小さなトラブルがっ!
もうひとつのトラブル
今回はバスの座席を指定していたのですが、自分が予約していた2階席の窓際の席に女性が座っています。前の場所からずっと乗ったままの乗客のようで私の席でしっかり寝ていました…。
見回すとバスの車内はほぼ満席で、他に空いている席がなさそうです。自分が予約しているはずの席が占拠されていて他に空いている席があるのかどうか分かりません。このバス会社では座席の指定は有料でした。お金を出して確保していた席です。寝ている女性には申し訳ありませんでしたが、起きてもらい座席を譲ってもらおうとしました。
その際に「私は長距離バスに乗って疲れているのに」「寝てる人をざわざわ起こすの?」と文句を言いながらなかなかどいてくれようとしませんでした。ハッキリ言って身勝手な主張です。こちらはお金を払ってその席を買っているんだと丁寧にゆっくりと英語で説得し、その女性はしぶしぶ立ち退いてくれました(当然ですが・・・)
英語が通じるかどうかもわからない、寝起きで不機嫌で、身勝手なことをいう女性にひるんではいけません。こちらは当然の権利を主張しているに過ぎませんし、自分が座る席もなさそうです。疲れているのかもしれず、少し気の毒に感じなかったわけではありませんが、その女性は古新聞やお菓子の食べこぼしでシートを汚しているような人でした。しっかりと当然の主張をして席を変わってもらいました。
その女性はなんとか空いてる座席を無理に確保したようでしたが、予約せずに無理やり乗車しているに過ぎなかったのでしょう。
ようやく長距離バスに乗れて、いよいよ5か国目のクロアチア・ザグレブに向かいます!?
今日のポイント
- お気に入りの街でやるべき行動を決めておく
- 海外ではしっかり自分を主張すること
- くどいようですが遅延等のトラブルを前提としたスケジュールを組むべし?