途中まで2点リードで勝っていました…
あのベルギー相手に素晴らしい戦いをみせてくれました。
結果負けたけど本当によく頑張ってくれました。
代表チームには勇気をもらいました。
(写真:ハフィントンポストより)
試合の熱狂覚めやらぬなかではありますが、
世界の強国ベルギーの壁は高かったですね。
我々はここまで頑張った日本代表と、やっぱり
強かったベルギー代表から学ばないといけません。
ベルギーのサッカー代表チームはたかだか5年で
FIFAランキング66位からナンバー1まで登りつめた
のです。日本の4年後もわかりません。
ベルギーのすごさはこの短期間でトップを取っただけ
ではなくて、その後安定定期にトップ3を維持するよう
になったことです。一時的な強さだけではありません。
この成功の戦略的背景は何だったのでしょうか?
(FIFA ranking.netより)
これはひとことで言うと「ダイバーシティ」です。
そう、現在世界中の優良多国製企業がこぞって推進する
世界的なビジネスマネジメント戦略です。
日本も一部の大手企業を中心に取入れる動きがみられる
ものの多くの企業では意味を間違えているか、対応が
不十分のように見えます。残念ですが…。
ベルギーは欧州の国でありフランス語とオランダ語圏
があり多様性の前に大きくわけて2つの民族で割れる
というアンバランスに悩まされていたそうです。
それぞれバラバラの戦略だった国内の2つの地域を
「ひとつの国家として統一」する戦略を取りました。
さらに旧植民地として歴史的関係の強いコンゴなどの
アフリカ地域からの移民までを「ベルギー国民」とし
サッカーという競技におけるタレントを戦略的に広く
募っていったそうです。
「多様性」はサッカーチームという組織に良い影響を
もたらしチームの強化そしてこの奇跡をもたらしました。
今ベルギーチームの顔ぶれを見ても数人はアフリカ系で
恐らく残りの欧州系に見える選手達もオランダ語系と
フランス語系に分かれた「多様性」チームのでしょう。
かつてフランス代表がワールドカップを制した時も、
選手の顔ぶれは我々がイメージしやすいフランス人と
いうよりは、アフリカや中東系の選手が多かったです。
(ジダン選手やアンリ選手を思い出してください)
ではなぜ「多様性」が大事なのでしょうか?
その「多様性」が多くの成果を生むのでしょうか?
ここです!
これが正に世界中の優良企業がダイバーシティを
推進する背景です。
ダイバーシティの秘密について明日お届けします。
(明日に続く)
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