【海外ビジネスで成功するヒント…(ビデオブログより)】
いよいよ日本では梅雨が明けました!
今週末は欧州から日本に帰国していて自宅で報道等みていると
相変わらずサッカーワールドカップの話題でもちりきですね。
欧州でもそうでしたが日本でもそうです。
そして今週末はやはり日本代表チームの次の相手ベルギーと、
予選リーグでの「戦略・戦い方」についての報道が多いですね。
ポーランド戦での最後の10分間の試合放棄のような姿勢が、
スポーツマンシップの観点から批判される一方で、決勝リーグ
進出という大目標を実現すための戦略だったと賞賛の声もある
ようですね。
確かに戦略はわかりますが、そもそもサッカーというスポーツ
を行う意義と世の中への貢献という姿勢からは疑問です。
ただそれでもあの難しい判断を一瞬で行いそれをチームで徹底
できていた日本チームの組織力という点は素晴らしかったです。
さてリスクマネジメント=リスク管理の意味についてでした。
もったいつけて延ばしてましたが(笑)
「リスク」とは本来的にはどういう意味なのでしょうか?
今回のワールドカップの実況では、相手に攻め込まれていて
ピンチの状況に「この場面リスクマネジメント大事ですよ」と
言われますので・・・リスクとは「危機・危険」だと思われがち
ではありますが、実は本来の意味はそうではないのです。
実はリスクとは投資の世界などでも言われる「ブレ・変動」の
ことです。メインのシナリオからのブレをどう管理するかという
のが本来の意味での「リスク・マネジメント」ということです。
ビジネスの世界ではビジネス・プランがあり、そこからの
何らかの変動についての管理ということになります。
例えば売上や収益予測については上にも下にもブレますね。
これらのブレをしっかり確認し、管理し最小限に抑えること、
これが「リスクマネジメント」です。
ただ当然上ブレは歓迎すべき面も持っています。
おそらくサッカーでも同様で、試合に勝つことがメインシナリオ
そして得点し失点を防ぐことが大事なので、シナリオのブレと
しては下ブレ=失点を避けるべきなのです。
ですので本来的な意味とは少々異なっていたとしても、
「失点=危険」の場面をしっかり管理してこれを防ぐという
意味なのだと改めて理解しました。
こんなことを考えながらみていたワールドカップ・・・。
(明日に続く)
(画像:Wikipediaより)