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成熟する国と急成長する国

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今回北欧の後で南米に来ました。

「北欧」と「南米」・・・もちろん国や都市によって

文化や雰囲気は大きく違います。

ただ大きくエリアとしてみて「北欧」に共通する点

そして「南米」に共通する点この違いは興味深いです。

これはちょうど先日同じように「北欧」と「東南アジア」の

違いでも感じたことと似ています。

例えば今回コペンハーゲンメキシコシティを訪れ、

それぞれの街に数日間滞在しましたが、当然ながら

北欧の都市と南米の都市では文化が大きく違います。

メキシコ文化の一部がスペイン等の西ヨーロッパの文化の

影響を受けていること等を除くとやはり大きく違います。

その中でひとつ共通点を見つけました。

それは「街かどアート」です。

コペンハーゲンはもう街なかの至るところにアートが溢れ

古くからのヨーロッパの町並みの中にポップなアートが

溶け込んでいることでそもそも有名ですよね。

一方メキシコシティも今や沢山アートをみかけます。

まだ治安には不安のある街ですが、この10年ほどで

随分改善しています。人々も昔に比べてだんだん豊かに

なってきています。それに併せて街の風景が変わってます。

その結果だと思いますが、街なかにアートが増えてました。

かつてはもっとグラフィティ(落書き)アートが目立ちましたが、

今やキレイでポップなパブリックアートです。

それぞれの文化圏の中でこの共通点は興味深いです。

そして日本の将来についての示唆もあると思いました。

世界の中での日本のポジションの変化・・・これについても

是非お話したいと思います。

(明日に続く)