先日旅のコストが上昇し、旅行というもの自体が「ぜいたく品」になっていくのでは・・・というブログ記事を投稿させていただきました。カンボジア入国時にデポジット30万円がかかるようになってきているこの時代、コロナ前のように気軽に旅に出られない時代がくるのかという心配なメッセージを頂いてました。
折しもいよいよ緊急事態宣言解除から、県をまたいだ移動が解禁され近場観光が徐々に回復してこようというタイミングです。
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さて、旅のコストが上昇するという根拠を示した3点のうち、1つめはその根拠が分からないというご意見がありました。
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- 航空券やホテル等の旅のコストが上昇
- 自身で感染防止のための追加コスト
- 外国に入国の際のコスト
現在まだなかなか気楽に自由に飛行機に乗るということはできませんが、どうやら需要減退でお得なチケットや航空会社からのディスカウントオファーもあるのでは・・・というご意見です。
まだ表面的に見えていないかもしれませんが、航空会社の経営状況が悪化し、旅のスタイル自体が変化するわけですのでコストが上昇しない理由を探すほうが難しいくらいです。
ANAの国内線が新たに導入した搭乗順番はこちらです。
今までは頻繁にフライトを利用するダイアモンドメンバー等のいわゆる上級会員が優先的に機内に案内されていました。当然私も一番最初に機内に乗り込むグループのひとりとして、スーツケースの置き場を心配することもなく、さっさと自分の席に座って他の乗客の皆様が乗り込む前に居眠り・・・なんてことが通常でした。
今後はそれが通用しません、後方からそして窓際席から埋まっていくという順番です。
私が最後に国内線に搭乗したのは仕事で4月のアタマでしたが、その時既に、乗務員の皆さんはマスク姿、座席も間を空けての運行でした。
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飛行機内のソーシャルディスタンシングの影響
という具合に飛行機の乗り方が、ソーシャルディスタンシングの採用により、変化するようですが、その影響は乗客や乗務員に留まらず、当然航空会社の経営自体に影響してきます。
国際航空運送協会(IATA)は、機内でのディスタンシングの採用により、座席の利用率を3分の1に低減させると、運賃を5割程度引き上げないと赤字になるという試算を発表しているそうです(日経新聞記事より)
利用者にとって飛行機の運行は安全で衛生的なほうがいいに決まっています。ただでさえ、機内の衛生面については過去にもいろいろと言われているところでした。ですが、感染リスク等に配慮することが、旅のコストの上昇につながる・・・そんな時代に備えておく必要がありそうです。
旅のコストを如何に安く抑えるかというところに注力してきた私ですが、この点でも新たな時代への対応を進めています。
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