(画像:HBOより)
先日機内で観た米国ドラマ「シリコンバレー」
その中で日本を引き合いに出した場面があり
ハッとしました…。
主人公の友人が大手IT企業に勤めることになった
ものの早くも「役立たず」のレッテルを貼られて
プロジェクトから外されます。
出社してもやることのない「窓際族」になって、
何故クビにならないのか不思議に思いながら、
何もせず会社に居る日々の中で、同僚が言います
「その点ウチの会社は日本式を取入れてるから」
つまり仕事が無くてもクビにはならないことの
例えなのです。
主人公はこう答えます
「え~クビになったほうがマシだよ!」
慰める意味でその友人たちは…
「いいじゃないか、仕事せずに会社に居られるし」
これは反対に、米国企業や社会の価値観では、
仕事が無ければ会社に居られない
価値を示せなければそこに存在する意味が無い
それが常識だということです。
そして何もしないのに会社に居てお金もらうのは
居心地が悪い。そんなの嫌だという価値観です。
シリコンバレーのゲームばっかりやってて、
ソフト開発でひとやま当てようという若者ですら
そんな価値観なのです。
日本式が引き合いに出されていましたが、
あくまで「終身雇用」についてのみ触れられていて
ぶら下がりを決め込んでる窓際族
についてはネタにされていませんでしたが…。
(明日に続く)