このところ旅の重要性とそのビジネスにおける効用についてお伝えしてきました。
外資系エグゼクティブ達が家族や仕事を大事にしながらも率先して旅に出ている背景は、世界中を自分の目で見て回ってビジネスのヒントを得ているだけでなく、旅自体が現実から離れ冷静に自身を振り返る機会であり、旅からマネジメント・リスク管理能力を養うことにつながるからです。
すなわち、グローバルに活躍するビジネス・パーソンにとっては、旅の技術は今後重要なビジネススキルのひとつとも言えるのです。
(映画:マイレージ・マイライフより)
では私自身は!?ということで…珍しく自身の具体的な旅のレポートをお届けしたいと思います。毎年30ヵ国以上旅する私自身の旅レポートどうぞお楽しみください。
週末旅を充実させる
休みをとって無理して旅に出るというわけではなく週末を利用した気軽な旅。それはエグゼクティブ達が行っている旅のスタイルでもあります。私自身当ブログでも何度も触れているのでここで私自身の旅プランについてご紹介しましょう。
今回は8月前半出張でロンドンとパリに週末をまたいでの滞在をしていた際、この週末を利用して欧州各国を駆け足で見て回る旅を計画しました。
是非出張ついでに週末だけでどう旅が出来るのか参考にして頂ければと思います。
週末だけで何ヵ国周遊できるか欧州ツアー!
まずは旅のテーマを持つことです。
今回はこちらのタイトルのとおりヨーロッパの主要都市を複数見て回る弾丸ツアーというテーマにしました。私自身、ひとつの場所にゆっくり滞在するスタイルも、弾丸ツアーもどちらも好きです。つまり弾丸も苦ではないのでこのツアーを考えました。
また、複数の都市を同時に見るということは実は大事な視点でもあるのです。
せっかくなので自分で自分自身にルール(制限)をつけてみました。
- 5か国以上巡ること
- 陸路を必ず一度は使う(全て飛行機での移動にしない)
- フライトの場合は過去未搭乗のLCCを一度は使う
- その都市のベタな観光名所で写真を撮る
- 訪れた全ての国で食事をとる(できればその国の名物)
今回はふと思いついたこれらのルールにあえて従って旅のプランを立てました。
滞在中金曜日まではロンドンで仕事、週明けからは今度はパリで仕事でした。週末を利用してロンドンからパリに移動しなければいけなかったのですが、この間欧州を周遊してしまおうというわけです。
当初は金曜日の夜にロンドンを出発して日曜日の夜にパリに入る予定を立てていましたが…なんと直前に金曜日の夜にロンドンでクライアントとの会食が入ってしまいました!やむなく週末旅は土曜日の朝出発ということに。その代わり月曜日の仕事の予定が昼からということなので、少しリスクを取って月曜日の朝パリに帰ってくるプランにしました。
様々なリサーチの結果、以下の順番に6都市を巡ることになりました。?
実はこの旅程には「裏のテーマ」がありました…!
それは『2018年ワールドカップを振り返る旅』です。おわかりでしょうか?今回のワールドカップは欧州の国々が活躍した大会でした。この旅程では今大会優勝国~4位まで全ての国を巡り、更に日本代表チームが対戦した欧州のチーム2ヵ国も訪れるということになります。きっと訪れた各地で出会う人ともサッカーの話で盛り上げることでしょう。
本当に週末だけでこの全ての都市を訪れることができるのでしょうか!?
これが週末だけで6か国!を実現させる旅のプラン
?
Day1: 8月4日(土)
早朝:英国・ロンドン出発
→ フライトで移動
朝:フランス・パリ到着
→ TGV(電車で移動)
午前中:ベルギー・ブリュッセル 到着
→ フライトで移動
Day1宿泊@リュブリャナ
Day2: 8月5日(日)
朝:リュブリャナ出発
→ バスで移動
→ フライトで移動
Day2宿泊@ワルシャワ到着
Day3: 8月6日(月)
早朝:ワルシャワ発
→ フライトで移動
朝: パリに到着~そのまま仕事へ
しかし、これだけ詰め込んだ旅程です。フライトや電車が遅延しないとも限りません。さぁ本当にこの旅程で無事に週末旅を完成させることができるのでしょうか??
(明日から各国の様子を振り返ります)
【外資系2.0チャンネル】やってはいけないビジネス英語