まず・・・これ読めますか?「TL;DR」
今日は答えからお伝えしましょう。
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「Too Long… Didn’t Read」の略・・だそうです。
説明の文書等が長すぎて読めない、そもそも読む気もしないような長い文・・・。
絵文字や省略表現の一部で、いわゆる「ネットスラング」ってやつですね。
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英語でもこのようなネットスラング的表現は沢山あり、日本語と同じくSNS等で頻繁に見かけます。
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特に英語のスラングは地域性もあって時々面白いものをみかけます。
(昨夜テレビで映画「オーシャンズ8」やっていましたが、スラング連発することでキャラを立たせていたりという演出がなされてました)
定番になるとTシャツのプリントになったりとか・・・(笑)
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あ、この「(笑)」もネット時代前からあるかもしれませんが、同じようなものですねwww (←これもか)
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さて、なるほど新しく覚えたスラング表現「TL;DR」もちろんビジネスの場で使うのはご法度です。
カジュアルすぎますし、そもそも正しい表現ではありません。オトナは当然知っておきましょう。
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ところが・・・
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この表現とあるお偉いご高齢の学者の先生がプレゼンで使っていたのです!
プレゼンの区切りのパートで「ここまでのまとめ・要約」というスライドのタイトルでした。
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そもそもこの表現は、Twitterのようなオンライン上の短文に慣れている学生たちが、古い高齢の先生の長くて難解な文章に対して「こんなの長くて読んでられない~」と茶化す意味で使われることがあるのです。この先生は、正にそんな若者たちの意図を逆手にとって「自虐ネタ」として用いたのです。
もちろん大ウケ!要約のパートが聞き手の心に残ったのは言うまでもありません。
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そうなんですね、ビジネス上のタブーをどう使うかはセンスなのです。
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正直私も知らなかった表現でしたし、我々のようなネイティブでない日本人が英語のスラングを多発するのはリスクが高いです。
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カタいビジネスプレゼンの場で「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」なんて表現、普通使えませんよね(笑)
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でもそれも全てセンスですね。このセンスを外国語で磨くのは難しいですが、ご高齢の先生が若者達の気持ちをキャッチしたように、はなから諦めるのではなく、センスを磨く努力はしないといけないのかもしれません。
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そのためには外国語に触れる時間と質を高める・・・それしかなさそうです。