昨日は話題のドラマ「半沢直樹」をテーマにお届けしました。
久々であり待望の続編、新型コロナウイルスの感染拡大によって放映時期が大幅に遅れてようやく放映となったため、お待ちかねだった人も多かったみたいですね。
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昨日は、半沢直樹の世界観や日本のビジネスの商慣習が色濃く反映されているこの作品を外国人はどういう印象を持つのかということについて触れてみました。
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今回は実際に英語でどう語るのかということについてお伝えしたいと思います。
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この作品でもっとも印象的な場面「土下座」と作品を代表するフレーズ「倍返し」これについて外国人ビジネスパーソンにどのように説明しましょうか。
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外国人との話題ではやはり日本の組織や企業文化、商習慣等を説明するのに興味深い作品です。「土下座」もその背景や、日本の文化などと絡めて伝えてあげると興味を持たれるとは思いますが、まずはこの2つのフレーズを英語で説明してみましょう。
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DOGEZA!?
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少し調べてみて分かったのですが、一応「Dogeza」という英単語になっているようです。私の周囲の外国人の知人は誰もしりませんでしたが。むしろこのドラマで知ったという韓国人や台湾人の知人は「今や皆知っている」とのことでした。
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「土下座しろ!」を「come on, dogeza!!」と言ってもなかなか微妙でしょう・・・。
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調べてみるといくつか例文が出て来ますが、そのなかでは個人的感覚では「Kneel Down」が一番しっくりきますね。
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Kneel down on the ground! (そこで土下座しろ!)になりそうです。
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もうひとつ「prostrate」という表現もなるほどなと思いました。これは「ひれ伏す」という意味ですので、ジェスチャーとして膝をつくという直訳に近いのが前者の「Kneel Down」だとすると、正に相手に屈してひれ伏しているという状態をよりよく表現していると思います。
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Dogezaってなんだ?と言われたらまずは、土下座そのものの状況を説明する表現として覚えておくと、会話はつながると思います。
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そこから何故土下座?その意味するところ・・・まで説明できればもっといいのでしょうが、そちらはまた次回にでも。
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「倍返しだ!」を英語で表現
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昨日の記事では、中国や台湾では中国語で「倍返し」=「加倍奉還」なんて言葉も一時期はちょっとした流行語になったということでした。
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こちらもいくつか表現が考えられそうですので、ちょっと検索してみると、ああこれからな~というのが早速出て来ました。しかも出典は、ウォールストリートジャーナル!
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Take Double the Payback
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カッコいい表現です。さすがWSJ、しかし半沢直樹について当時取り上げていた記事があったのですね。昨日気づけば良かったのですが・・・。
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Paybackが「仕返し」ポジティブな意味ですと「お返し」という(皮肉も含めて)なので、この単語が「Pay+Back」で構成されているので。
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I pay you back double (倍にしてお返ししてやる)
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ということでもいいでしょう。
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ちなみに「仕返し」自体は御馴染みのRevenge(リベンジ)を覚えておけばひとまずはいいでしょう。
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新シリーズが始まったドラマ「半沢直樹」、今回は前作と比べてどこまで話題になるのでしょう。池井戸氏の原作は読んでいますが、日本の組織の独特の文化がどこまで表現されるか、グローバルな視点で今回はみていきたいと思います。楽しみにしましょう。
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